急造ランナー

後方支援でいい、と思っていた日曜日の武庫川駅伝に走者として駆り出されることになった。最近は空手の補助トレーニングとして、主に体の使い方を覚えこませるために超スローペースで走る程度。駅伝となると、心臓が口から飛び出すぐらいまで追い込む走りをする必要がある。残された練習日はあと3日。さあ、困った。
とりあえず今日は流すように走る。昨日の夜の「引っかきの発明」を思いながら、前に飛び出すときに地面を手の爪で引っかくつもりで走る。終わりに差し掛かる頃には、足よりも手と肩が重だるくなった。手に体重が乗っていくようだ。これは、いいのではないか。