人生そのものだった

仕事では時給1200円に満たない仕事しかなくても、知識と技能が認められなくても、家庭の主婦として、嫁としてできていなくても、自分の努力で一瞬はヒロインになれる。
そんなチャンスだと思っていた。相方にも見せたかった。晴れ姿を。
平等に競争しても、やっぱし私は勝てない。
仕事でも、能力はもっとあるのに、と思っているのは実はただの思い上がりではないか?
そう思うと情けなくなって涙が止まらなかった。
次につなげたら、という人もいるかもしれないが、いろんな事情で次を目指します、と言えない。だからこそ今回に賭けていた。
女子にもマスターズができないかな。