酒蔵めぐり二題

本日は晴天なり。酒日和なり。朝から伏見の招徳酒造さん*1にお邪魔した。前から自転車で行こうと思っていたが、今日は相方と一緒なので電車で。仕込み、絞り作業の真っ只中の忙しい時期だったが、副社長さんが丁重にお相手してくださった。感謝。面白い話と、絞りたての樽から汲んだ新酒をいただいた。なんかこてこてに「こだわり」を売る蔵もあるが、ここは自然体でこじんまりと、しかし早くから米だけの酒を当たり前に造っていたり、地元の若手の米農家とひざ突き合わせて話し合って商品開発したり、とほんとはこだわっているところがかっこいい。生産量は最盛期の半分らしいが、どんどん儲けるより、ちゃんとしたものが造り続けられるぐらいを維持できればいいと思っている、という経営方針らしい。うんうん。私もそう思う。
もうひとつはサントリー山崎蒸留所。ウイスキーだ。私はウイスキーはいまだにうまいと思えない。今日も、いいにおいだとは思ったが、試飲も全部よう飲まずやった。焼酎ならストレートでも飲むから、濃いうすいの問題だけではなさそう。洋酒は自分では買わんやろなあ。食べ物の好みとも関係あるかな。

*1:ローロ伏見のほんとにご近所