標識は、看板だ

前から不思議に感じていたことがある。
阪神間の道路にかかっている標識、たとえば2国にある標識。南におりる道の矢印の先はみな「国道43号」とだけ書かれている。ほかのところでは、国道のマークと先の交差点の名前なり、集落や街の名前が出ていると思う。
園田から園田橋線という道をまっすぐ下に来るとうちの近くまで帰れるのだが、下へ行く矢印はどこまでも「国道2号」となっている。下へ行くのは2国へ抜けたい人だけなんやろか。そこに街はないのか。通り道でしかないのか。先を急ぐトラックの運ちゃんがそう思うことはあるにしても、案内板まで街を無視して抜け道表示に特化すべきなんやろか。表示に出ていたら、「ああ、そんなところもあるのか」「何て読むんやろ」とか意識に残るのではないか。
私は旅するときにあの標識を参考に街を探す。だから、標識はちょっとした宣伝効果はある思うけどな。南部再生さんにでも言うてみるか。