遊牧民でありたい、が

水害、地震と立て続けにあって、考えてしまうことがある。今日も水害で天井まで水が来た、という話を聞いた。そんなことになれば、家の持ち物は全部水の泡。いくら地震より台風は予測がつくといっても、鉄砲水の予測はつきにくいし、ついたとしても1階のものをすべて避難させることはできない。結局、吹けば飛ぶよな家に住み、持ち物は風呂敷ひとつ、が理想か。持たざるものは、一番強い。持つと、守ることなんかできないのに、守りに入ってしまう。そのうち完全防水の家とか、核シェルターとか、金持ちには売れ出すかも知らん。
震災のときにもおんなしことを考えていた。が、今周りを見るとけっこうものがたまってきた。このノートPCもCrusoeもけっこう高価な、なくなったら惜しいものだ。でも、毎日使い込んで、それなりに(使ったことでの)満足度はある。なくなったら惜しいけど、あきらめはつく。物そのものより、それでできたことがどれだけあるか、がポイントかな。