続・27cmの長靴

そうそう、何が27cmの長靴か書き忘れた。シーティング講習会のあとの質疑応答で、参加者が「ぴったりあったものがいいのはわかったが、勤めているデイサービスには金がない。何かよい方法はあるか。」と聞いたのに答えた講師の言葉。「その状況を言い換えるとこうなる。靴といえば27cmの長靴しかない世界に、いろんなサイズのスニーカーを持った靴屋が売りに来た。えっ、こんなぴったりあうものがあったのか。でも、高い。では、長靴を切って、紐を通して、代わりにするか。でも、ずいぶんちがうなあ。けっこう高くついたし。」標準サイズでない私はこのたとえがよーくわかる。無理をしてあわせるのが当たり前だと思っていた。それが、一度ぴったり合ったものを知ってしまうと、戻れない。やっぱり、合ったものが一番。もったいないとは思わない。