2008-03-24 無常 よもやま 診療所の患者さんがなくなった。土曜日、日曜日と街のうわさでは聞こえていたのだが、まさかそんなはずは、という気持ちと、確かめるのが怖い気持ちとで確認しなかった。 一人暮らし。お風呂で急死だった。やさしい人で、笑顔がよくて、みんなの人気者だった。花見酒を楽しみにしていたのに。人が一人でもおらんようになるのはさびしい。でも、私はまだ生きているから、生きていくのだ。