ええ弟子は、ええ芸人になれん

先週、昼のラジオで上沼恵美子がおもろいこと言うとった。

弟子入りして、師匠のかばん持ちなんかした人はびびりになる。舞台に出てもどんどん下がって行ってまうような、腰がひけた芸人になる。

できのええ弟子とトップ取るやつはちがう、いうことか。ええ意味での鼻息の粗さ、思い切りの良さがなくなるんやな。鍼灸あんまの世界でもいえる気がする。そこそこで「こんなぐらいやったら一人でできるわい」と飛び出すならええけど、師匠に気に入られることが目的みたいになったら大物にはならんいうことか。師匠が親とか言うのなら、もうちょっと冷めた目で見られるから違うんやろけど、師匠があんまりにもおっきすぎると、凡人はかえってつぶれてまうんやろな。
私は凡人から、マイペースで死なん程度にやっていきますわ。