職安のイメージ

その飲み会で発見したことがある。職安、というところは入りにくいところだという子がいた。私が去年かかわっていた生徒さんだった。私はそんなことはつゆ知らず、私が取ってきた求職票を渡しながら、ただ地元の職安に顔出しときや〜とのんきなアドバイスを出していた。彼女は釜ヶ崎みたいな、失業者がうじゃうじゃおるようなところをイメージしていたらしい。実際ちゃんとサラリーマンしている家ではなじみがないのだろう。私らは職安も、電話帳見ながらの電話作戦も見慣れとったからなあ。就職といえば説明会やろ、と昨日言われてはっとしたぐらいだ。そうか。なんでなかなか動かんのや、思うばっかしでちゃんとわかってなかったな。
異文化理解は難しい 。みんな自分が普通や思とるからな。私は教育者にならんでよかった思う。