ナガサキ

今日はナガサキの日だ。私のじいちゃんは長崎半島の先にある樺島の出身なので、長崎市内にも当然親類がいる。
じいちゃんのいとこ一家は全滅。
じいちゃんの兄さんはすぐ後に爆心地に入ったため被爆。若くでなくなった。
その娘のだんなさんはたまたま下宿にいて爆死は逃れたが、やはり被爆。手帳を持っていた。そして、去年ガンでなくなった。
いつも思う。国民のためにサービスと提供してくれるのが国。国民が死んで守らなあかん国家いうて、いったいなんなんやろ。いったい誰、何もんなんやろ。徴兵検査に引っかかって戦争に行かなかったじいちゃんは、最後まで、友達に生き残ったことをわびながら、去年死んだ。生き残ってくれたから、わたしらがおるのに。われら五分の虫よ、はびこれ!そして、踏まれても、何代も恨まれるようなことはするな!