じいちゃん

いよいよ覚悟してください、という電話が主治医からあったらしい。夕方覗きに行ってきた。いつになく穏やかで、ゆっくり話をした。手足をマッサージしながら。しきりに「ええ家族にかこまれてよかった」とか「おおきに」とか言うた。ぼちぼちお別れを言うてるのかもわからん。顔だけは毎日見に行こう。