樽見‐板取川‐長良川ツーリング一日目
樽見鉄道のかわいいレールバス。一日一往復だけ客車の運行がある。通学生がいる時間帯。残念ながらうちからでは間に合わない。
板取川を快調にさかのぼる。
林業の町。あちこちに杉板が干してある。まわりの木はすべて杉。花粉症の人にはつらい道でしょう。杉板のいいにほい。
ここから256号がとんでもなくなっていく。それでもまだここでは鼻歌交じり。
暗峠みたいに勾配がバリバリきついというわけではない。だらだら続くのだ。先が見えない間はいいが、ふっと上にガードレールの斜めストライプが見えたとたん、潔くかぶとを脱いだ。さっきの橋のところで会うた人が「郡上まで行くの?がんばってね」といった意味がわかった。このお地蔵のところが峠。江戸時代のもの。
上ったご褒美。くだりに入ったとたんに桜のトンネル。こうなったらとたんに登りの長さを忘れている。われながらゲンキンやな。ユースの同室になったライダーとも話してたんやけど、ツーリング好きな人って忘れっぽいんやろな。