タラの骨その後

昨日実家で鍼してもらってだいぶすっきりはしたものの、今日になっても熱いものがしみる。熱いだけでごっつぉが信条の私としては歯がゆいが、お茶も味噌汁も冷まして飲むしかない。
ついに観念してかかりつけの病院へ行った。結果は即胃カメラ。まず、出血ショックを防止するための点滴。これが、ぶっとい針で、私の出にくい血管にブスリ。思わず、痛〜いと叫んだ。しかし、失敗。あんなに痛いのに耐えたのに。次は手の指の骨間部。経穴あるとこやん。ツボにあたったと見えてズン、とひびいた。おぬし、鍼師だな。冗談言う余裕はない。看護師さんに「痛い言われたら失敗する」と脅されてなかったら叫びまくったのに。百面相のように顔を引きつらせて、机を引っかいて痛みに耐えた。入ったころには力が抜けて立てないぐらいだった。
いよいよ本題の胃カメラ。現場に行くまで、私はそんなにたいしたことないだろう、いうても検査に使うぐらいやもん、と高をくくっていた。ところが検査室の看護士さんは「初めてですか?大丈夫ですよ」と妙になだめようとする。これは手ごわいのでは?とだんだん不安になる。
喉に麻酔スプレーを4回ぐらいかけていよいよカメラがやってきた。げ、太いやん。まな板の豚の私は飲むしかない。反射でえずく。苦しい。胸骨の裏が痛い。そらもともと傷のあるところあんな太いもんがうろうろするんやもん。おまけに医者と看護士が話することが聞こえる。そのたびに返事しそうになってまた食堂が縮まってえずく。苦しい。もはやこれまで、